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日刊建設タイムズ社
2010/09/08

【千葉】国体水泳競技場接続道路歩道清掃に140人余/千建協千葉支部ら4団体が参加

  県千葉地域整備センター(金澤和信所長)の主催による「ゆめ半島千葉国体開催に伴う県道千葉船橋海浜線の清掃活動」が6日、9月の炎天下で行われ、(社)千葉県建設業協会千葉支部をはじめ習志野市建設協力会、習志野市造園工事業協同組合、習志野市管工事組合の会員及び組合員ら総勢140人余が参加した。
 8日の競技開始を前に、9.8 集合場所となった習志野市海浜霊園駐車場では、作業に先立ち、主催者を代表して金澤所長が、今月25日のゆめ半島千葉国体の開会式を待たずに、8日から17日の間に千葉県国際総合水泳場(習志野市)を会場とするゆめ半島千葉国体・水泳競技が行われることを説明したうえで、「その会場へのメーン道路となる県道千葉船橋海浜線の清掃について、各団体に提案したところ、快くご協力頂けるということで非常にありがたく、嬉しく思う」とし、「来県される競技者や応援の皆さんが、快く競技と応援が出来るように、暖かく、気持ちよく迎えたいという気持ちとともに、体調に気をつけながら、この清掃活動に取り組んで頂きたい」とあいさつ。
 引き続き、参加団体を代表して千葉県建設業協会千葉支部の船越博文支部長が、「1973年に開かれた前回の千葉国体時は、県下市町村から国体関係の仕事が多く発注され、その時はそれらの形で我々の企業も参加し、他県の皆さんをお迎えした」と回顧したうえで、「今の経済情勢を考えると同じ訳にはいかない。せめて町をきれいにし、『快くきれいな千葉』を見せられるよう、事故のないように遂行することで、参加者の皆さんの協力を賜りたい」と呼びかけ、あいさつとした。
 この日の作業個所は、県道船橋海浜幕張線の菊田川を境に、千葉市側約2qを千葉地域整備センター職員と(社)千葉県建設業協会千葉支部会員、一方の習志野市側約2qを、習志野市役所職員をはじめ習志野市建設協力会、習志野市管工事組合、習志野市造園工事業協同組合の各会員及び組合員が担当。
 「燃えるごみ」と「資源物」の袋を一人1枚ずつ持ち、それぞれ分別しながら、植え込みのある歩道を上下線1周するかたちでごみを拾いながら歩き、各人が習志野市クリーンセンターの入口脇に停めたダンプに回収。また、「燃えないごみ」と「有害ごみ」については、産業廃棄物収集運搬車を巡回させて回収した。
 ちなみに、この日のごみの回収量は2tダンプ3台分にのぼった。

提供:日刊建設タイムズ