越谷県土整備事務所は8月31日、第二大場川(三郷市)の再生事業に係る3回目のワーキングを開催した。今回は、整備計画案について事務局から説明し、参加者と意見交換した。
事務局では@県民提案の主旨にある「街区公園や緑道と一体的で、親水性のあるゾーンの整備」を実現する親水護岸A区画整理事業の範囲外である左岸で、標準的なブロック積み護岸のほか、眺望ポイントとして木製の張出デッキの設置などB区画整理事業側である右岸では、地域住民による活動の場として草花の植栽スペースを配置した水辺の花壇設置、水辺に近づくことが出来るように堤防天端から下がった水辺テラスや階段護岸の設置、環境学習や植生の観察などの場として現地の植生を復元したビオトープ設置−−の提案をそれぞれ行った。
また、今回のワーキングに参加しなかった人に対しても、後日事務局から整備計画案について説明し意見を聴取。各意見を踏まえ、整備計画案を再検討し、次回ワーキングで再度説明する予定。
メンバーは、県の関係課所や三郷市の関係課、地元の各代表者などで構成している。
提供:埼玉建設新聞