京都市教育委員会は3日、RO方式のPFIで実施する「京都市立学校耐震化PFI事業」について、鞄c中工務店(協力企業:潟mム建築設計室、兜汕芟囃z設計事務所)が8億3269万7294円で落札したことを明らかにした。
同事業には、▽鞄。井組▽鞄c中工務店▽公成建設梶、滑ヨ西リペア工業▽要建設梶、青木あすなろ建設鰍フ6社が参加し、このうち、要求水準を達成した▽鞄c中工務店▽滑ヨ西リペア工業▽要建設鰍フ3社で入札を実施。予定価格が10億4900万円のところ、鞄c中工務店が8億3269万7294円で応札し、審査点48・0点、価格点300点、総合評定値348・0点を獲得し、落札。今後、市は11月市議会に上程後、12月中旬頃に本契約していきたい考えだ。
同事業は、京極小学校(京都市上京区寺町石薬師下西側染殿658)、伏見住吉小学校(京都市伏見区住吉町455)、烏丸中学校(京都市上京区烏丸通上立売上ル相国寺門前町647−23)、西ノ京中学校(京都市中京区西ノ京永本町7−1)及び銅駝美術工芸高等学校(京都市中京区土手町通り竹屋町下る鉾田町542)の5校を対象に、耐震補強計画の作成、耐震補強計画に係る第三者機関の判定取得、実施設計、耐震補強工事及び工事監理並びに建築物の定期調査・定期点検及び建築設備の定期検査・定期点検を行なうもの。契約期間については、耐震補強業務は、24年3月31日まで、定期調査等業務は、28年3月31日までとなっている。
なお、選定に係る客観的な評価については審査結果に関する講評等を含め22年10月下旬までに公表することとしている。