トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2010/09/01

【京都】つつじヶ丘又は篠町地区に グループホーム等開設へ 9月補正で補助金予算化

 亀岡市は、9月一般会計補正予算案の民生費で介護基盤緊急整備等特別対策事業経費6090万円を予算化した。
 市内に認知症高齢者共同生活介護施設(認知症高齢者グループホーム)1ヵ所(1ユニット・9人)と、小規模多機能型居宅介護施設1ヵ所(登録25人、1日最大15人)を開設する事業者への補助金に充てるもの。
 市は7月23日に事業者向けの公募説明会を開催し、応募条件などを説明した。市としては両施設が併設された形が望ましいとしているが、公募ではそれぞれ単独での応募も可能とした。このほか、つつじヶ丘地区又は篠町地区での開設も条件にしている。
 募集は8月13日で締め切った。9月上旬頃から選定作業に入り、9月中旬頃に事業者を特定し、通知する予定。

馬堀駅前の産婦人科医誘致
用地買戻し後、優先譲渡へ
 市は総務費の市有地等利活用政策推進事業経費に2億7780万円を加え、債務負担で産婦人科医院開設整備補助経費として6000万円(22年度〜23年度)を設定した。
 滋賀県内の産婦人科医が京都市郊外で新規開院を求めているという情報を得て、亀岡市が誘致に成功したもので、9月補正予算案では土地開発公社が所有する公有地を買い戻す費用を計上。市が買い戻した後、開院希望者に建設事業用地として優先譲渡する。
 開院予定地はJR馬堀駅南東側、亀岡市篠町馬堀駅前2丁目の区画整理事業土地。産婦人科医院は、RC造4階建、延約350坪(1155u程度)となる予定。ベッド数は13床(分娩ベッド2床)規模で、月30名〜35名程度が出産できる。
 9月補正では、医院整備に係る土地、建物、機材等の対象事業費総額の30%相当額(上限6000万円)の事業補助を行うため、6000万円(22年度〜23年度)の債務負担も設定している。