建通新聞社四国
2010/08/31
【徳島】10月上旬にも発注 吉野川給食センター
吉野川市は、学校給食センター建設を10月上旬にも発注する。入札方法は指名競争の総合評価方式などを検討中。入札は11月となり、12月議会の承認を経て着工する。9月補正予算案では、建設工事費として1億3900万円、債務負担行為補正で2011年度までの限度額12億7080万円を設定する予定。
計画規模は、本棟が鉄骨造2階建て延べ約2300平方b。1階が調理スペース、2階が事務所など。屋外附帯工として舗装工、駐輪場、洗車場、駐車場、フェンス他を予定。現在、設計を大建設計(大阪府)に委託し進めている。
設計理念として、調理能力は1日あたり4000食を可能とし、最新の衛生管理手法を取り入れた施設・設備とするとともに、限られた敷地を有効に活用することにしており、衛生管理に配慮したドライシステム方式を導入。また、見学コースなども設置する。
センター建設については、諸課題を検討するため、05年11月に「あり方検討委員会」を設置し、06年6月までの間に6回の委員会を開催。建設候補地の選定を進めてきた。
建設地は川島町桑村字北須賀にあるJA麻植郡川島支所の一部(約3000平方b)。既存建物の解体は、JA側が担当する。建設地の測量は蔵本測量設計(吉野川市)、地質調査はビュー設計(徳島市)が担当した。
現在のセンター(鉄骨造平屋一部2階建て延べ1238平方b)は、川島町桑村にあり、市内小・中学校の給食を賄っている。