笠間市は、今年度から平成27年度までを対象期間とする「小中学校耐震化整備計画」を、このほどまとめた学校適正規模・適正配置基本方針案で示した。小学校14校、中学校7校のうち、昭和56年6月の建築基準法改正前に建設された施設が対象で、小学校は9校13施設、中学校は3校4施設の耐震化を年次計画で進める。今年度は笠間小校舎、岩間第三小体育館、岩間中体育館が対象で、一部着工している。
来年度は宍戸小校舎、笠間中校舎を予定する。24年度は稲田小の校舎と体育館、宍戸小体育館、友部第二小校舎、笠間中体育館、25年度は岩間第三小校舎、26年度は佐城小の校舎と体育館、27年度は箱田小校舎、岩間第一小体育館、岩間第二小体育館、稲田中校舎。
この計画は、市立小中学校施設の耐震対応を年次計画で進めるもの。耐震化の対象であっても、昭和56年以降に建てた校舎や体育館を含む学校もある。
今年度は、笠間小校舎を鈴縫工業梶i日立市)が、岩間中の体育館を潟Xガヤ工務店(笠間市)が進めている。岩間第三小の体育館は8月23日に一般競争入札を行った。
なお、学校適正規模・適正配置基本方針案はパブリックコメントを実施している。
提供:日本工業経済新聞