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日刊建設タイムズ社
2010/08/20

【千葉】優良工事に工建設ら8社/千葉国道優良表彰 「優良下請企業」「難工事」など

8.20
国土交通省関東地方整備局千葉国道事務所(前田陽一所長)は、「2009年度千葉国道事務所優良工事等の表彰」を行った。
 09年度に完成した工事99件と、09年度に完了した業務82件の中から、「優良工事」8件、「優秀工事技術者」8人、「優良下請企業及び優良下請技術者」3社及び3人、「難工事功労表彰」8件、「優良業務及び優秀技術者」5件及び5人を表彰。
 このうち、「優良下請企業及び優良下請技術者」については、下請け企業の技術力を高く評価し、建設業全体の健全な発展に期することを目的に、07年度から表彰制度を設けた。
 また、社会的条件やマネジメント特性の厳しい工事については、「難工事」の指定が試行されていることから、08年度からは、これに指定された工事の施工が良好で、他の模範となるものを「難工事功労表彰」として選定している。
 表彰式の冒頭で前田所長は、「道路事業などの社会資本整備を取り巻く環境は近年、非常に厳しいものがある中、道路整備の必要性や維持管理の重要性について、広く一般に理解頂くことなど、事業の透明性や説明責任の重要性がさらに増している」と指摘したうえで、「そのためには、業界をはじめ工事を請け負った会社、その下請け会社も含めて、各自が工事の目的や効果をしっかりと理解したうえで、責任感を持って工事に臨む姿勢こそが、社会資本整備とそれを通じた地域への貢献という、我々の行いに対する一般の方々への理解に繋がると確信している」との考えを示し、あいさつとした。
 表彰式の最後には、受賞者を代表して工建設鰍フ小倉健二社長が、「今回の受賞にあたり、我々は建設業界を取り巻く諸問題を真摯に受け止めて行動し、おごることなく一層の研鑽努力を積み重ね、安全で高品質な環境に配慮した施工を行い、このたびの表彰に応えていきたい」との決意を示すとともに、「これは我が社のみならず、公共事業受注者全員の共通した認識である。今後ともなお一層のご指導ご鞭撻を賜りたい」と述べ、謝辞とした。
提供:日刊建設タイムズ