福島建設工業新聞社
2010/08/20
【福島】県建築設計協組が門戸広げ技術集団目指す
県建築設計協同組合(白井武男理事長)は、専門業種を加えた体制整備を図り、組織力強化するため、入会基準を改正し、新規加入組合員を広く募集する。5月の通常総会で定款改正が承認され、準備を進めていた。加入条件に「構造設計」を明記し、技術者要件や実績要件を緩和、加入時の負担も軽減した。一方で、他協会への所属を条件化するなど、連携を図っている。
新しい加入条件は、県内に主たる事務所があり開設後5年以上の経歴があること、建築士法に基づく@建築設計・監理A構造設計・監理―を営む個人、または法人で専業、B設備設計・監理を専業で営み、かつ建築士法に基づく事務所登録を行っていること。建築設計・構造設計は県建築士会と県建築士事務所協会の両会員、設備設計は県設備設計事務所協会会員であることも求めている。