建通新聞社四国
2010/08/20
【徳島】来年度から本格的検討 小松島市葬祭場改築
小松島市は、葬祭場改築についてPFI事業(BOT方式)による改築を視野に、2011年度から本格的な検討を進める方針。順調なら11年度中に改築計画の策定を行うことになりそうだ。
同市の葬祭場(火葬施設・田野町赤石北)は、火葬の炉が3基で、事務施設、待合所などを併設。建設は1971年で、周辺施設を含め築後30年以上を経て老朽化が進んでいることから、市にとって長年の懸案となっていた。
同市が採用を検討しているBOT方式は、民間事業者が対象施設を建設し、維持管理・運営、事業終了後に所有権を公共へ移転する。全国の葬祭場への導入事例としては、札幌市、越谷市(埼玉県)、呉市(広島県)などがある。