水戸市は、河和田保育所(河和田町)の移転増改築を計画している。新保育所は、河和田3丁目の市の汚水処理場跡地約4000uに移転させる計画で、W造平屋建て延べ約750u規模で計画。内部には、保育室、遊戯室、乳児室、調理室、医務室などのほか、地域子育て支援室なども配置し、屋外には遊技場などを整備する方針だ。定員も現在の70人から90人へ増員する予定。
このほど、外構工事を含む基本・実施設計の策定を牛rホ建築設計事務所(水戸市)に、移転先の地質調査を日拓測量設計梶i水戸市)に委託した。順調にいけば来年度に着工となる。移転先での開所は平成24年度が目標。
市こども課によると、現在の河和田保育所は昭和52年の建設で老朽化しており、立地場所が市営河和田住宅の建て替え計画地にも当てはまるため、近隣への移転増改築を計画した。移転先は、河和田3丁目の市の汚水処理場。移転先を整備して施設を建設する。敷地面積は約4000uで、市立保育所としては大きな敷地になるという。
このほど基本・実施設計の策定を委託した。計画規模はW造平屋建て延べ約750u。内部には、乳児室またはほふく室(調乳室・沐浴室を併設)、保育室、遊戯室、調理室(専用休憩室・専用トイレを併設)、トイレ、医務室または医療コーナー、一時預かり室などの配置を予定。さらに、市立保育所では3カ所目となる「地域子育て支援室」も設ける計画。屋外には遊戯場も設置する。これらの詳細は、設計作業の中で詰めていく。設計の履行期間は210日間。
順調にいけば来年度に新保育所の建設工事を進める計画だ。
提供:日本工業経済新聞