越谷県土整備事務所は27日、2回目となる第二大場川の再生会議水辺再生事業部会を開催した。同事務所、県環境部水環境課、越谷環境管理事務所、東部地域振興センターや地元自治体の三郷市の各職員、設計担当の三井共同コンサルタント社員、地域住民代表者の計24人が参加。今回は、第1回ワーキングで要望のあった水辺再生事業の先進事例箇所の旧芝川・緑川を視察した。
水辺再生100プラン事業に取り組んだ川口市青木地内の旧芝川では、各浄化施設の説明などを受けた。浄化施設は定期的なメンテナンスが必要であることや植栽は樹種に応じて時期を考慮する必要があることなどを学んだ。蕨市塚越5丁目地内の緑川の親水護岸は、都市計画決定に基づき先行取得した事業予定地に親水護岸を約15年ほど前に整備された。周辺の下水道整備が進んでいるため、現在の主な水源は竪川からの導水によるものであることを確認した。
次回・第3回は、8月下旬に開催予定とし、事務局から第二大場川の整備計画(案)を提示、検討してもらう見通し。
提供:埼玉建設新聞