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建通新聞社(静岡)
2010/07/28

【静岡】県建産連、手づくりの建設産業PRイベント検討着手、PTが発足

 静岡県建設産業団体連合会(伊藤孝会長)は、建設産業PRのイベントを手づくりで実現させようと、傘下団体の若手で構成する検討プロジェクトチームを発足させた。20日、静岡市葵区の県建設業会館で初会合を開き、中学生や高校生といった若年者を対象とした取り組みが必要との意見で一致した。
 県建産連では、昨年「地域の生活と文化を守る静岡県建設産業の主張」を開催。ことしも建設産業をPRする取り組みを「バージョンアップして実施したい」(伊藤会長)考えで、具体的な内容を検討するためプロジェクトチームを設置した。
 プロジェクトチームには、静岡建設業協会青年部の梅原義隆部会長、同じく市民交流委員会の白鳥太郎委員長、静岡県生コンクリート工業組合の宮本充也理事、静岡県左官業組合の中道芳宏青年部顧問、静岡県造園緑化協会の藤波義之理事、静岡県コンサルタンツ協会土木防災部会の中江章喜副部会長が参画。
 開催に当たって、静岡県建設業協会の天野幸男専務理事があいさつし、「建設産業のPRのため、何か仕掛けなくてはならない。皆さんには、新しい発想の下で作業をすすめてもらいたい」と呼び掛けた。
 会合では、一般の人たちに対して効果的なイベントの在り方を議論。より多くの人たちと接触できる点で、屋外型のイベントが好ましいとの意見が出された。
 またイベントのターゲットとして、入職も視野に入れ、建設業に対して興味や共感を持ってもらえるよう若年者、特に中学・高校生とすべきとの意見で一致した。
 このほか、一般紙への意見広告の掲載、タレントを活用したものづくりイベントの開催、業界・発注者向けの屋内型のイベントの開催といった提案もあった。
 次回は8月3日に予定。さらに実施内容を詰めることにしている。

建通新聞社 静岡支社