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日本工業経済新聞社(茨城)
2010/07/23

【茨城】9月にも造成とプール脇通路公告 守谷小学校改築事業 守谷市

 守谷市学校教育課は、守谷小学校改築事業で、今年度から本格的な工事に着手する。9月には拡張する敷地の造成工事と歩行者・自転車専用道として整備するプール脇通路の工事を発注したい考え。造成工事は一般競争で、通路整備は条件付き一般競争で発注する見通し。第3四半期には、拡張敷地内にある教職員住宅の解体工事の発注を予定している。今年度当初予算では、解体工事と通路整備にそれぞれ2500万円ずつ、造成工事に1億6000万円を盛り込んだ。また今年度内には、潟戟[モンド設計事務所(東京都渋谷区)による実施設計の策定完了も見込む。23・24年度の2カ年で建設工事を行い、24年度内の完成を目指す。
 
 守谷小学校の現校舎は管理・普通教室棟と特別教室棟が築後34年が経過し、老朽化に加え機能性の問題も生じているため、敷地を拡張しての改築を計画。
 平成21〜23年度までの3カ年での改築を予定していたが、既存敷地と拡張用地の間に1本の市道が通っており、この市道の取り扱いについて、地元住民とPTAで意見が分かれており、事業が中断していた。
 最終的には「市道を廃止した上で学校用地を一体的に整備する」事を決定し、迂回路を設置する事で話がまとまり事業が再開。
 昨年度内に潟戟[モンド設計事務所による基本設計が完了し、現在は同社で実施設計の策定を進めている。施設規模はW造2階建てで、管理・普通教室棟と特別教室棟からなる全体面積約7000uを想定。
 今年度は、拡張する敷地(3298・36u)の造成工事とプール脇通路の整備を第2四半期内に発注予定。プール脇通路は歩行者・自転車専用道路として整備する。
 22年度の当初予算では、通路整備工事に2500万円、造成工事に1億6000万円を盛り込んだ。
 金額上、造成工事は一般競争入札、プール脇通路整備は条件付き一般競争になる見通し。
 このほか今年度内には、拡張敷地内に立地している旧県教職員住宅の解体工事(第3四半期発注、予算額2500万円)を行うほか、実施設計の策定を完了させる予定。
 その後は、23・24年度の2カ年で建設工事を行い、24年度内の完成を見込む。


提供:日本工業経済新聞