近畿地方整備局京都国道事務所は、交通安全事業として、亀岡市の加塚交差点改良を計画。右折レーン設置や歩道拡幅などを実施する。22年度は用地取得を進める。
歩行空間のバリアフリー化、通学路の安全・安心な歩行空間の確保を目的に、交通事故が多発している交差点の改良を重点的に実施する。加塚交差点では右折レーンを設置し事故防止と渋滞緩和を図るとともに、小学校の通学路の一部になっていることを踏まえ歩道拡幅を計画している。
京都国道事務所は21年度に加塚交差点付近で計画する交通安全事業に必要な土地の取得に関する業務のうち、物件調査及び補償金算定をエイト日本技術開発京都支店(京都市中京区)で実施した。これを踏まえ、22年度は用地取得の推進を図る。
京都府南丹土木事務所
372号でレーン改良など計画 京都府南丹土木事務所は、国道9号と加塚交差点で交差する国道372号において、レーン改良や歩道拡幅を計画している。
計画地は加塚交差点の西側の亀岡市安町付近。南丹土木事務所は21年度に用地幅杭設置測量や境界測量などを行う業務を三和技術コンサルタンツ(南丹市)に委託して実施した。
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このほか、京都国道事務所は、22年度の交通安全事業として、歩道新設を▽国道9号亀岡市大井地区歩道整備(L500m)▽国道9号亀岡市大井町並河地区歩道整備(L500m)▽国道9号南丹市園部町本町地区歩道整備(L500m)▽国道9号南丹市園部町上木崎地区歩道整備(L500m)▽国道24号木津池田地区歩道整備(L800m)▽国道24号山城北河原地区歩道整備(L900m)−などで進める予定。なお、国道9号亀岡市大井地区歩道整備工事は、7月9日に一般土木C等級などの競争参加資格を付して一般競争入札で公告済みで、8月31日に入札する。
交差点改良では、国道24号金尾交差点改良、国道24号多賀地区交差点改良、国道163号川ノ尻・相楽清水交差点改良(継続)などを進める予定。