県は20日付の県報で、幸手都市計画野中土地区画整理事業の変更を告示した。1月に都市計画などについて変更案の縦覧を行っており、理由は「地域の実情に応じた整備手法を追加選択することにより、早期に健全で良好な居住環境を効率的、効果的に形成できることから事業区域を変更しようとするもの」としている。
施行地区面積は63・5ha。対象区域内は、延長約599m、幅員16mの3・4・6栗橋大利根加須線、延長約1124m、幅員16mの3・4・79佐間北下新井線、延長約254m、幅員16mの3・4・80松永琴寄線、延長約605m、幅員12mの3・5・25中央線の4線を骨格とし、幅員14m〜4mの区画道路を適宜配置する。公園面積は、区域面積の3%以上かつ計画人口1人あたり3u以上を確保・適宜配置する計画。
同事業については、旧大利根町時代に学識経験者などで組織していた「童謡のふる里・まちづくり検討委員会」から提言書が提出され、事業の検証・見直しを進められてきた。
提供:埼玉建設新聞