わかば保育園を運営する社会福祉法人わかば福祉会(笛吹市石和町市部693−5■055−262−5737)は、同保育園の新築移転工事に着手する。施工業者は、早野組が担当。8月初旬に着工し、23年2月末の完成を目指す。
新施設は、笛吹市石和町小石和600地内ほかの敷地面積2459・80uに、W造平屋建て、延べ床面積691・18u規模を想定。定員は80人で、0〜5歳児までを対象とする。
内部は、保育園(保育室6部屋、・ランチルーム・ホールなど)や育児支援を行う子育て支援センター、一時保育施設を設置する計画だ。
特徴としては、無垢床材を貼り込むなど、木材をふんだんに取り入れ、優しさ・温かさを感じる雰囲気に仕上げる。
また、建物自体を仕組みとし「太陽の熱」と「空気」をそのまま使って、室内を温めることが出来るOMソーラーを採用するなど、ランニングコストと地球環境の負荷の軽減にも配慮した施設を考えている。
設計業務は、塚越順治建築事務所(山梨市小原東129−3■0553−23−4361)が担当した。
既存施設は、現在、同市石和市部693−5地内で運営。対象年齢は0〜3歳児、定員45人の規模。担当者によると「様々な子育て支援が行えるよう、事業拡大に伴い移転を決めた。今後は、一層、地域の子育て家庭を支援し親子・子供同士・親同士の交流の場を提供していきたい」とはなす。
提供:山梨建設新聞