今月17日の海開きを前に、(社)千葉県建設業協会鴨川支部(鬼塚忠支部長)は12日、社会貢献活動として「前原横渚海岸清掃」を行い、支部会員48人(24社)が参加した。
この日の約2qに及ぶ海岸(砂浜)清掃ボランティア作業では、会員が2dダンプとタイヤショベルを提供。波で打ち上げられたごみやペットボトル、木片、海草などを回収し、鴨川市内の清掃工場に運んだ。
清掃作業に先立ちあいさつした鬼塚支部長は、まず、前日に行われた参議院議員選挙の結果に言及し、「コンクリートから人へというキャッチフレーズを掲げる民主党が今回の参議院選で低迷する一方、自民党の復活という結果により、建設業界に良い影響が出てくることに期待したい」と弁。
また、この活動については「地域の建設業が地域住民や行政機関に対して、建設業の貢献する姿をアピールする絶好の機会になるとともに、建設業協会の今後の公益法人化に向けた重要な活動の一つともなる。皆さんの理解と協力をお願いしたい」と要請した。
CCI建設業イメージアップ事業で
ちなみに、今回の「前原海岸清掃活動」には、千葉県魅力ある建設事業推進協議会(CCIちば)が協力し、同活動を2010年度建設業イメージアップ事業に指定した。
これにより、作業に先立ちCCIの横断幕や看板を入れた参加者の写真を撮影。これに名簿を添えて県に報告し、地域貢献活動としての評価を得る。
提供:日刊建設タイムズ