建通新聞社四国
2010/07/13
【香川】今夏から順次発注 内海地区中山間地域整備
香川県農村整備課は、中山間地域の基盤を総合的に整備する県営中山間地域総合整備事業の内海地区(小豆島町)で農道整備など4件を夏から秋にかけて順次発注する。入札方式は4件とも一般競争入札。
概要は芦ノ浦農道工(幅員5b)が延長200bと延長150b。神懸通用排水路工がパイプライン延長950b。立恵西集落道工が延長350b、幅員4b。
内海地区は当初、2005年度から10年度までの6カ年、総事業費11億2000万円を見込み事業開始していたが、09年度に事業の見直しを行い2年程度事業期間が延びる。
整備地域は町役場を中心とする広範囲な地区で、受益面積は65f。
事業見直し後の全体事業概要は、農業用用排水路が総延長1万8205b、農道整備が総延長1798b、ため池整備が2池、農業集落道が総延長1100b、農業集落排水(雨水)整備が延長295bで、09年度末の整備進捗率は54%。
10年度以降に残る整備概要は農業用用排水路が延長5087b、農道整備が延長1151b、農業集落道が延長1000bとなっている。
県営中山間地域総合整備事業は、中山間地域において農業生産性の向上や県土の保全を図るため、農業生産基盤と農村生活環境の整備を総合的に実施するもの。