古河市教育総務課は、駒羽根小学校校舎の耐震補強工事に向け、このほど実施設計に着手した。設計担当は椛搦R栄建築設計事務所(土浦市荒川沖西)。納期は平成23年2月28日まで。工事着手は来年度以降になりそうだ。
駒羽根小学校(駒羽根1364)の校舎は、昭和50年から52年にかけて建設された。建物の規模は、普通教室棟がRC造3階建て延べ2404u、特別教室棟がRC造2階建て延べ1222u。
17年度につくば建築設計事務所梶i龍ケ崎市川原代町)が実施した耐震診断では、Is値が0・44と判定された。
このため、耐震補強工事を行うことで耐震性の強化を図りたい考えだ。
また、実施設計には、老朽化したトイレの改修工事や照明の増設工事、関連工事として屋上防水工事なども含まれている。
先月18日に執行した指名競争入札(11者指名)では、増山栄建築設計事務所が870万円(税抜き)で落札した。
納期は来年2月28日に設定していることから、工事には来年度以降に着手することになりそうだ。
なお、同小の屋内体育館(RC造2階建て延べ879u)の建築は昭和53年。
Is値は0・90で、屋根のブレース補強が必要とされている。
提供:日本工業経済新聞