学校法人近江兄弟社学園(理事長池田健夫氏、近江八幡市市井町177)は、守山市に計画する幼保連携型認定こども園「もりの風こども園」新築工事について、10社程度による入札の結果、3億0500万円で竹中工務店京都支店(京都市中京区・075−801−2131)を施工者に決定した。契約後、8月から着工する見通し。
計画では、守山市勝部3丁目下中水1166他(旧・市立守山女子高等学校南側グラウンド跡地)の敷地約3600uに、RC造2階建、延約1700uの認定こども園を建設する。運営形態は幼保連携型。定員は210名(保育所部分75名、幼稚園部分135名)。
施設には、2階に3歳児・4歳児・5歳児それぞれ2学級(計6クラス)や、子育て支援室など。1階には、0歳児から2歳児までの保育スペースや、吹抜ホールなどを配置する。
幼稚園での3年制保育の実現や、乳幼児人口の増加、保育所の待機児童の解消に対応するため、守山市が、市有地を活用し、就学前の子どもの教育・保育を一体的に提供する民間認定こども園の設置・運営法人を募集。同学園を誘致した。
完成は23年2月末。同年4月に開園する予定。
設計は一粒社ヴォーリズ建築事務所(大阪市中央区・06−6120−7631)が担当。 |