古河市商工政策課は、古河駅西口地区で休憩場や駐車場などを備える広場の整備を計画している。設計は市内部で策定し、今年度内には工事を終わらせたい考えだ。当初予算には工事費6000万円を計上。今後は用地買収や既設建物の解体を進めていく。
工事場所は中央町一丁目地内。現状の面積は約3700uだが、付近の用地買収を実施する予定のため、これよりも広くなりそうだ。
計画では、2階建ての旧シルバー人材センターを解体し、市民や観光客のために休憩場や駐車場のある公園タイプの広場を整備する。駐車場は、バス約3台分、乗用車約40台分を整備する予定。
今の入り口はバスが入れないため、あわせて拡幅工事も実施する。また、屋外トイレも設置するもよう。
設計はこれから市内部で着手する。工事については、第3四半期に一般競争入札で発注する見通し。工期は5カ月を見ている。
今年度の当初予算には、工事費6000万円のほか、工作物補償費1000万円、用地購入費440万円、用地測量委託費100万円、不動産鑑定委託費80万円を計上した。
提供:日本工業経済新聞