独立行政法人国立病院機構宇多野病院(院長小西哲郎氏、京都市右京区鳴滝音戸山町8他)は、同地の病棟の建替え整備を計画している。現在、基本設計及び実施設計を大阪山田守建築事務所(大阪市天王寺区・06−6768−0335)に委託し、23年1月頃の着工に向け、このほど開発構想届を京都市に提出した。
工事名は病棟等建替整備工事。同地の敷地6万7513・23uを対象に、RC造地下1階地上2階建、延約5519・04u(建築面積約1900・45u)の病棟及び渡り廊下等を建設するもので、総延床面積は約6048・42u(総建築面積約2429・83u)の計画だ。
工事は、既設の第1病棟(RC造平屋建、延1176・59u)、第2病棟(RC造2階建、延1964・49u)、その他渡り廊下やエレベーター棟などを解体撤去後、敷地北側に新病棟の着工を見込む。
新病棟の地階に理学療法や作業療法の専門のスペースや倉庫などを設け、1階から2階にかけて、病室(124床)を設置する模様。またEVも1基設置する予定だ。
完成は24年7月を見込んでいる。