千葉県コンクリート製品協同組合(池田喜美夫理事長)は29日、三井ガーデンホテル千葉で「技術懇談会」を開き、認定工場審査結果報告会(第1部)と技術研修会(第2部)を実施した。
第1部の認定工場審査結果報告会の冒頭で池田理事長=写真=は、「当組合の最も重要な活動の一つが技術であり、その中で特に重んじているのが、この認定工場制度である」としたうえで、「我々はメーカーの集団であるからこそ、『技術』は避けて通れない道であり、秒単位で研鑽を積み、技術的な素養を上げていかねばならない」との考えを示した。
また、「組合としてもどんどん情報を開示し、技術の研鑽の場面を作っていく」とした氏は、「技術を通じて、当組合を組合員一人ひとりに支えて頂ければ、理事長としてこれほど嬉しいことはない」と述べるとともに、「本日は短い時間ではあるが、そういった部分を身につけ、それぞれの会社、それぞれの工場にフィードバックして頂きたい」と要請し、あいさつに代えた。
県では、1987年に設計及び施工管理の合理化を図るため、側溝及び側溝ふたの基本タイプを「千葉県型規格」として制定。その後、89年に深溝タイプの種類を追加し、99年に自動車荷重T−25対応に改正し、現規格とした。また、93年には農業土木のコスト低減を目的に長尺U形を規格化した。
提供:日刊建設タイムズ