北海道建設新聞社
2010/06/23
【北海道】ホクレンの設備投資計画、10-12年度で135億円
ホクレンは22日の通常総会で、2010―12年度の設備投資計画を決定した。3カ年の投資額は134億8200万円。中斜里、清水製糖工場の設備更新などに78億1300万円、石狩市内のパールライス工場の機器更新などに12億8600万円をそれぞれ配分している。10年度は74億3900万円を投じ、清水精糖工場のパルプドライヤー更新や十勝、根室地区での家畜市場整備などに取り組む。
第10次中期計画(10―12年度)に基づく設備投資計画。10年度以降は、11年度が31億9000万円、12年度が28億5300万円となっている。
主な事業を見ると、中斜里精糖工場で07年度から進めてきた微粉石炭ボイラ発電施設整備を10年度で終え、11年度から2カ年で定置受け入れ施設更新を進める。清水精糖工場では、10年度にパルプドライヤー更新、11年度に煎糖設備更新をする。
石狩市内のパールライス工場では10年度から3年をかけて、とう精関連機器更新や出荷口、張り込み口改造などに取り組む。
このほか、3年計画でホクレン給油所25カ所のセルフ化に向けた改修や、石油の備蓄・配送施設に当たる石油広域流通施設を年に1カ所のペースで整備していく。