結城市都市整備課は、四ツ京土地区画整理事業地内で進めている四ツ京近隣公園整備事業について、街区整理が終了していないことから、着工は来年度以降になるとの見通しを示した。用地買収と設計についてはすでにまとまっている。全体事業費は1億円を見込む。
工事予定地は、結城北西部地区の四ツ京土地区画整理事業地内。総面積は約1万uの規模。
同地内は、住宅は多いが公園がないことから、まちづくり交付金を活用して市民の憩いの場となる近隣公園を整備する。
計画では、東側を芝生広場とし、中央には築山を配置する。築山の北側には休憩舎を置き、その南側にシンボルツリーを配置する予定。休憩舎周りの広場は、イベントにも対応できるスペースとして位置づける。
西側には駐車場24台分を確保。トイレは多目的トイレとし、将来的には増設も視野に入れている。
実施設計は鰍い造園設計事務所(東京都世田谷区)が策定。昨年度にワークショップを開催し、園路勾配を緩やかにするなど地域住民の意見を取り入れた。
全体事業費は1億円。建設は来年度以降に単年度で進めていく。
事業期間は20年度から22年度までの予定だが、街区整理が終わらないため、今年度内の完了は難しいとされる。
提供:日本工業経済新聞