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建通新聞社四国
2010/06/15

【徳島】21路線を廃止・変更 東部都計道路網

 徳島県は、都市計画決定後、未着手となっている89路線のうち21路線を廃止・変更などとする徳島東部都市計画道路網再編計画(素案)をまとめた。今後、7月初旬から8月初旬にかけ素案に対するパブリックコメントを実施し、結果を9月に報告。住民意見を踏まえた再編計画を策定した上で、従来の都市計画の変更手続きを進めていく。
 徳島東部都市計画道路は、165路線・約386`が決定路線。国・県・市町が連携し、これまでに約201`が改良済みで、89路線・約123`が事業未着手となっている。未着手路線の中には、社会情勢の変化等に伴い、見直しの検討が必要なものもあることから、06年度に見直しガイドラインを策定し、07年度から関係市町と協働により検討作業を進めてきた。その結果、21路線・約19`で見直しを行い、17路線・約17`を廃止(表参照)、4路線・約2`を変更とした。
 廃止路線のうち、名東北部線(徳島市)は、将来的に交通需要が少なく他のネットワークへの影響も少ないとした。
 変更となる蔵本駅前通線(徳島市・延長160b)は、通過する自動車交通量が少ないため幅員変更。万代浜側線(同・延長450b)は、現状の道路位置にあわせて線形を変更。石井駅山路線(石井町・延長40b)は、線形が計画と異なるため現況の線形に合わせ変更。城ノ内高川原線(2/2)(同・延長1500b)は、将来の交通量増加が見込めず、自転車歩行者の安全が確保できているため、現況幅員に合わせ幅員を変更する。