建通新聞社(岡山)
2010/06/16
【岡山】第3四半期に5分割で発注 新岡山労災病院
労働者健康福祉機構は、新岡山労災病院(岡山市南区築港緑町)建設工事を第3四半期に建築、電気設備、機械設備(空調)、同(衛生)、昇降機設備の5分割で発注する予定。
計画では、現在のリハビリテーション室、中病棟東、内視鏡室を解体した跡地に、鉄筋コンクリート造7階建て延べ約2万1000uの新病院を建設する。1階〜2階はほぼ長方形で、外来診療部門、放射線科、検査科などが入る。3階は手術室、ICU、4階〜7階は病室となる。病床数は4階〜6階が100床、7階が50床。このほか、駐車場は一般用、職員用合わせて約500台程度確保する。設計は日建設計(東京都)が担当した。
工事は、まずリハビリテーション棟などを解体して敷地南東部に工事用地を確保、新棟の建築に着手する。その後、外来診療棟改修、管理棟解体や新棟と外来棟を連結するなど新棟と外来診療棟に各部門を集約、本館と南病棟館など既存施設を解体する。工期は約42カ月で、14年3月のオープンを予定している。