京都府建設産業団体連合会(絹川治会長)は9日、中京区の京都建設会館別館で22年度通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、22〜23年度を任期とする新役員に新たに7名を選任し、再選を果たした絹川会長の下、新体制で社団法人全国建設産業団体連合会と連携しながら、事業を展開していく。
冒頭、挨拶に立った絹川会長は、「約8ヵ月間続いた鳩山内閣では、普天間問題をはじめ、現実とマニフェストとの狭間でもがき、唯一の功績の事業仕分けも魔女狩りの様相を呈し、得るところはなかった」と指弾。また菅新内閣発足について「参議院選挙のためか、見極める必要がある」とし、「不幸な人をなくす政治ではなく、やる気のある人に光があたる政治を期待する」と述べ、「業界の先行きは不透明でダンピングが常習化する中、前原国土交通大臣が23年度以後の公共事業費の削減を止め、国土の保全はもとより、国際競争に打ち勝つことを掲げていることに期待したい」とした。
議事では、21年度事業報告及び収支決算報告、22年度事業計画案並びに会費額の決定と収支予算案について審議し、原案通り可決・承認された。また任期満了に伴う役員改選では、新たに7名を役員に据え、絹川氏を引き続き会長とする選任案が示され、原案通り可決し、絹川会長の再選が承認された。
なお、新役員は次の通り(敬称略/▼…新任)。
【会長】
▽絹川治
【副会長】
▽岡野益巳▽吉村公一▼浅巻武之▽佐伯希彦▽藤本信▽本間晋一▽奥村昇三▽村井信夫▼佐野晋一
【専務理事】
▼平岡幹弘
【理事】
▼山川数也▼堤周三▽小ア学▽田中俊介▽井上準二▽鈴木豊▼吉永豊一▽山内敏宏▽松井章▽辻井重▼伊藤佳治▽山田孝司▽上野浩也▽泉智夫▽山本勝己▽小西剛▽室輝男▽井上幸男▽大野昭則
【監事】
▽小野昭▽中村一二三 |