筑西市(吉澤範夫市長)の6月議会に提出する補正予算案が明らかになった。建設関連の主な事業では、竹島小学校など4小学校の屋内体育館耐震補強計画設計委託費や富士ノ宮球場の防球ネット改修工事費などを盛り込んだ。また、昨年度分の補正予算として、農道舗装などの地域活性化・きめ細やかな事業費5000万円を計上した。
一般会計全体では、6203万6000円を追加し、当初からの総額を歳入歳出それぞれ356億6203万6000円とする。
教育関連では、竹島小・中小・嘉田生崎小・村田小の屋体耐震補強設計費1514万1000円を盛り込んだ。建物の規模は、竹島小がS造2階建て延べ984u(昭和54年)、中小が同960u(同54年)、嘉田生崎小が同850u(同51年)、村田小が同994u(同55年)。
富士ノ宮球場(関城上中)の防球ネット工事は、暴風で半壊した設備を改修するためのもの。工事費は542万9000円。
本庁舎書庫の新設工事には、設計費134万円と工事費1105万7000円を盛り込んだ。設置場所は屋外を予定しており、規模は未定。
下館結城都市計画事業八丁台土地区画整理事業特別会計では、市単独で行う擁壁の設計費などを620万円とした。
また、昨年度の補正予算として、農道舗装工事費2350万円と排水路護岸工事費2400万円、これらに関連する設計委託費250万円を計上した。
農道舗装工事については明野・協和・下館地区で総延長2000m、排水路護岸工事については奥田地内で延長200mを整備する見通しだ。
提供:日本工業経済新聞