土浦市学務課は、土浦小学校(校舎棟および屋内運動場)改築事業の基本設計にかかわるプロポーザルを公告した。今月18日(金)まで参加表明書を受け付けた後、審査委員会にてプロポーザル提出を要請する5者程度を選定。7月22日(木)まで案を受け付け、審査委員会にて7月下旬にも最優秀者を特定する。今年度末まで基本設計の策定を行い、23年度に実施設計をまとめる計画。順調に進めば、24・25年度の2カ年で改築工事を行いたい考え。
土浦小学校は、敷地内に昭和41年3月完成の校舎棟をはじめ、屋内運動場を含めた5棟が配されている。築後40年以上が経過し、老朽化が著しいため敷地内で改築を計画。
昨年度には、敷地内の地質調査を褐嚼ン地盤(東京都荒川区)で実施したほか、検討委員会を立ち上げた。
市は学校施設について「学習および生活の場として、良好な環境を確保するとともに、障害のある児童にも配慮しつつ安全性を備えた施設環境を形成することが重要である。また地域の自然や文化性を生かした施設環境を確保しながら、省資源・省エネルギーや自然環境にも配慮することが必要」と考えており、設計の質を高めるため、プロポーザルにより設計者の選定を行うことにした。
今月18日まで参加表明書を受け付け、審査委員会にて@事務所の実力(業務経歴など)A担当チームの能力(技術者などの経験および能力)をもとに5者程度を選定し、プロポーザル案の提出を要請。7月22日まで案を受け付け、審査委員会にて7月下旬にも最優秀者を特定する。
その後、検討委員会の意見などを取り入れながら今年度内に基本設計をまとめ、23年度に実施設計をまとめる計画。順調に進めば、24・25年度の2カ年で改築工事を実施したい考え。
提供:日本工業経済新聞