福島建設工業新聞社
2010/06/03
【福島】新・三春中学校建設で近く設計施工一括プロポーザル公告
三春町が中学校再編で計画する新三春中学校建設は、設計施工一括方式による条件付公募型プロポーザル競技により施工者選定を行う方針を固め、今月10日ごろから中旬にかけて開かれる6月議会終了後にも公告を行う見通しだ。
新中学校は貝山字泉沢地内の総合運動公園グラウンドを建設地に三春、桜、沢石、要田の4中学校を統合した3階建て程度の学校校舎7000平方メートルと、武道場と給食施設の用途を含む施設など総延べ8400平方メートルの施設建設を見込んでいる。
今年度予算には設計委託費1200万円のほか技術提案総合評価審査委員報償費などを盛り込んでおり、22〜24年度の債務負担行為として限度額14億880万9000円を設定するなど、22年度から23年度にかけて基本・実施設計を行い、23、24年度継続で校舎を建設し25年4月の開校を目指していく。