笛吹市管工事組合笛水会(浅川順一会長) は1日、ボランティア活動を行った。活動前に清流公園で出発式を挙行した。
式には、組合員14社のほか、荻野正直笛吹市長をはじめ市関係者が出席、活動に長崎幸太郎前衆議院議員らが訪れた。
荻野市長は「組合の方々には本当に感謝している。緊急経済対策で、全小中学校に、洋式トイレを設置する(夏季休暇中)計画がある。これからも協力していただきたい」とあいさつ。
続けて山田教育長は、各小学校では修繕箇所も多く、色々な要望もある。教育委員会でも施設担当を増やしているが、全てに手が回らない」と述べた。
当日は、グループ責任者を(A=松山興業・B=ツチヤ設備・C=石倉興業・D=佐野緑化土木)の4つに分け、市内の7小中学校 (石和北小・石和東小・御坂東小・一宮南小・一宮北小、春日居小・春日居中)の校庭や、無償で洗い場の蛇口の取替 (定流量弁コア、エコ使用)、校舎内の各階の水周り(トイレ)点検を行った。
23年度の活動は、石和西小、石和中、境川小、浅川中、芦川小、芦川中(6校)―で実施する予定。
浅川会長は「ボランティア活動は日頃、組合員が道路作業などでご迷惑をかけている。何か出来ることはないのか考えた結果、 活動を始めた。組合では、昨年より3カ年計画で点検を進め、各校の校長先生からも感謝の声も出ている。子供達には安心・安全、衛生面において水道を大切に使っていただきたい」と話した。
提供:山梨建設新聞