群馬県環境資源保全協会(城田裕司会長)は26日、第22回通常総会をマーキュリーホテルで開いた。総会は、今年度事業計画を承認したほか、福田康夫元総理や大澤正明知事ら来賓を多数迎え、ぐんま環境森林フェスティバル実行委員会と同協会の会長表彰が行われ、建設関係企業も多数が受賞した。
主催者あいさつに立った城田会長は「729社の会員数と実績は全国一を誇る。また本県は、異業種の集団でもある意義ある組織。当協会の設立趣旨は処理業者の資質向上、適正処理の推進、環境保全に寄与―の3点。これからも組織一丸となって取り組み、環境県ぐんまづくりと、すばらしい業界づくりを進めたい」と決意を新たにした。
続いて同協会の名誉顧問を務める福田元総理は「この協会が平成元年に社団法人化し、会に関わりのある私としても、この会がどのように成長していくかと思っていたが、順調に発展し、今では日本随一の組織に成長し、誇りに思うところ。皆様の活動が、世界全体の中でも最も重要なテーマ、位置づけとなり、皆様は大変大切なことをやっておられる。具体的な考え方に基づき行動することが重要で、皆様の活動がCO225%削減を達成することができる。皆様の仕事の重大さを考え、一緒に行動していきたい」と述べ、協会活動を称えた。
大澤知事は、「廃棄物の処理は近年、これまでの適正処理から、廃棄物抑制や資源の有効活用、3Rの視点を加えた様々な取り組みが求められている。県としても循環型社会づくり推進をさらに加速して参りたい。皆様にはこれからも、循環型社会の中心的な役割を担っていただくため、一層のご尽力をお願いしたい」と期待した。
表彰式では最初に環境功労者表彰(ぐんま環境森林フェスティバル功労)が、しみづ農園(清水一也会長)、山富士産業(清水修身社長)、茂原建設(茂原利雄社長)、山梅造園土木(山田忠雄社長)ら6社に対し、大澤知事から一人ずつ表彰状が手渡された。
その他の主な表彰者は次の通り。
【会長表彰】(全80社、一部抜粋)
飯塚正男解体、大幸建設、東朋産業、橋元興業、フジピットサービス、山越建設、ヤマト、渡辺総合解体、岡田工務店、岸土木、平成建工、八木造園、新井土木、上柿建設、神澤組、小林資源、田中建設、第一工業、荒木土木、石川建設、関東建設工業、東毛再生アスコン、泉土建、杉木土建、増田建設、森緑造園土木、スワ産業、高橋解体、石関工務店、勝野建設、金子建設、同友企業、富岡建材、タルヤ建設、廣木工業、湯川工務店、池原工業、金井建設、斉藤工業、武藤組、吉澤建設、渡辺建設
【会長表彰(青年部会)】(全10社、一部抜粋)
中村組、野口解体、森喜建設、上原建設、萩原建設、竜ヶ鼻建材
提供:群馬建設新聞