社団法人京都府造園建設業協会(小林正典会長)の第23期(通算第39期)総会が25日、上京区のルビノ京都堀川で開催され、役員改選の結果、新会長に佐野晋一氏(叶A藤造園)を選出した。就任あいさつで佐野会長は「いろいろ難しい問題を抱えた船出になりましたが、粉骨砕身して頑張っていく」と述べ、協会運営にかける決意の一端を示した。
午後5時から始まった総会の冒頭、あいさつに立った小林会長は、情報戦略委員会が中心となり取り組んでいる府管理河川敷の樹木調査等について触れ、「2年前から京都府の依頼を受け天神川、鴨川、嵐山等の樹木調査をやっていますが、情報戦略委員会の多大な活躍で調査が順調に進み、多少なりとも皆さんに仕事がまわるようになってきました」と進捗状況を報告。その上で「良い仕事をしていただき、次の仕事につなげるということが、一番大事かなと思います」と今後の取組の方向を示した。
また、懸案となっている法人化問題については、事業の遅れを詫びたあと「次年度の総会では、報告出来るようにしたい」と話し、開会あいさつに代えた。
この後、21年度事業報告や収支決算、22年度事業計画案・予算案が審議され、いずれも原案通り承認可決した。
また第5号議案として提案された役員改選では、選考委員会で12名の理事と2名の監事を選定。続けて開かれた第1回理事会で佐野晋一会長を決定した。新任となった佐野会長は、「小林前会長から、大変重たいバトンを引き継ぎました。皆さんもご存知のように、厳しい経営環境の中ですが、これから2年間、協会のために一生懸命頑張っていきたいと思っています。いろいろ難しい問題を抱えた船出になりますが、新しい理事・役員さんと共に粉骨砕身で頑張っていくつもりですので、なにとぞこれまで以上のご理解とご協力をお願いします」と役員を代表してあいさつし、協会員の助力を要請していた。
新役員は次の通り(敬称略、順不同)。
▼会長=佐野晋一(叶A藤造園)
▽副会長=吉野祐(鰍ソきりやガーデン)、水田俊宏(叶田造園緑地)
▽専務理事=荻野靖也(事務局)
▽理事=石正弘(棋石造園土木)、野間秀行(竃間造園)、加藤大貴(植彌加藤造園梶j、山田豊久(花豊造園梶j、井上勝裕(叶A芳造園)、田中満穂(石豊造園土木梶j、小島裕史(鰹ャ島庭園工務所)、田中孝(渇E京野造園)
▽監事=斉藤正信(叶ト藤造園)、武長健二(兜崇キ造園事務所) |