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福島建設工業新聞社
2010/05/19
【福島】県工事21年度落札率／年度平均、上昇転換
２１年度の県発注工事の平均落札率は８５・５３％で、前年度より１・４２ポイント上昇した。県工事の落札率は１８年度の９３・０３％以降、１９年度８５・０９％、２０年度８４・１１％と低下を続けていたが、ようやく上昇に転じた。特に１０月以降の下半期は８６・８３％と、条件付一般競争全面導入以前の１９年度上半期（８５・９７％）を上回る水準を回復。最低制限価格等の水準引き上げが反映され始めた３月は９０％台に乗った。
県総務部入札監理課が集計した。全案件の９６％超（２４０４件）が条件付一般競争で８５・３２％と前年度より２・０６ポイント上昇。その半分超（１２９３件）を占める総合評価方式は８５・６１％と、価格自動落札案件と大きな差異はないが、前年度比では２・３４ポイント上がった。
県の発注件数全体の７２％を占める土木部は平均８４・７８％、前年比１・２５ポイントの上昇だが、１９年度の８４・９１％には届かず、部局別で最低。農林水産部は８６・３８％と１・６７ポイント上がった。１９年度比でも１・３２ポイント高い。
県総務部入札監理課が集計した。全案件の９６％超（２４０４件）が条件付一般競争で８５・３２％と前年度より２・０６ポイント上昇。その半分超（１２９３件）を占める総合評価方式は８５・６１％と、価格自動落札案件と大きな差異はないが、前年度比では２・３４ポイント上がった。
県の発注件数全体の７２％を占める土木部は平均８４・７８％、前年比１・２５ポイントの上昇だが、１９年度の８４・９１％には届かず、部局別で最低。農林水産部は８６・３８％と１・６７ポイント上がった。１９年度比でも１・３２ポイント高い。
