本県から、トップレベルの建設技能者の証である「建設マスター」を9人輩出−。国土交通省は、本年度の優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスター)を選出した。27日に東京・港区のメルパルクホールで顕彰式が行われ、本県からは岡部安夫氏(鈴木組)ら9人の建設技能者がマスターの称号を得る。
建設マスターは、建設産業の第一線で活躍しつつ、優れた技術を持ち、後進の指導・育成などに尽力している技能者を顕彰するもの。1992年の制度創設以来、今回の顕彰者411人を合わせて、マスターは6883人を数える。
今後マスターには、社内外の講習や講演会などを通じた後進の指導・育成など、幅広い活躍が期待される。
本県関係(現住所が県内)の受賞者の職種、勤務先は次の通り(敬称略)。
▽大石三宏(吉田町在住、54歳)−造園工、大石林造園
▽岡部安夫(浜松市浜北区在住、60歳)−舗装工、鈴木組
▽加藤洋助(磐田市在住、55歳)−配管工、日管
▽才茂邦彦(静岡市駿河区在住、57歳)−とび工、才茂組
▽鈴木勉(伊豆の国市在住、55歳)−造園工、緑香苑
▽芹沢智司(沼津市在住、50歳)−配管工、片野設備
▽中村国明(川根本町在住、51歳)−土工、梶山組
▽山本光彦(松崎町在住、51歳)−電気工、ダイナナ
▽由比藤康夫(静岡市清水区在住、60歳)−機械器具設置工、第一テクノ
建通新聞社 静岡支社