トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社四国
2010/05/14

【徳島】金磯南ポンプ場など本年度着手 小松島市

 小松島市都市整備課は、金磯地区の浸水被害対策として2013年度までに金磯南雨水ポンプ場と金磯2号雨水幹線の最下流区間を整備する。10年度当初予算には工事費4億7600万円を計上。10年度中に同ポンプ場の建設工事と、それに必要な雨水幹線の整備に着手する方針だ。
 金磯南雨水ポンプ場の規模は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1900平方b。また、災害時に備え要援護者を対象とする避難所も併設する。内部には、口径700_(57立方b/分)1台、口径1500_(264立方b/分)3台の計4台のポンプ設置を計画。このうち、13年度までに700_1台と1500_2台を先行して設置することになりそうだ。時期は未定だが、建設工事のほか、機械、電気、場内整備も順次発注していく。実施設計は日水コン(東京都)が担当。期間は6月末まで。建設地は金磯町字土手町。
 金磯2号雨水幹線の最下流区間は、県道徳島小松島線からポンプ場までの延長160b。計画では3700_×1700_の開水路と、4100_×2000_の暗渠を整備する。発注については分割か一括かは今のところ未定。実施設計はエコー建設コンサルタント(徳島市)が担当した。
 金磯地区では、これまでに浸水被害が多発。04年10月の台風23号では、降雨により金磯地区のほぼ全域が浸水、甚大な被害を受けたことから施設整備を行い、浸水被害の軽減を図る。