トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建設経済新聞社
2010/05/06

【京都】一般社団法人設立総会を開催 新会長 松井氏の続投で

総会の様子
 22年4月1日付で一般社団法人格を取得した一般社団法人京都設備事務所協会(松井始会長)は28日、中京区の京都ホテルオークラで一般社団法人設立総会並びに臨時総会を開催。法人格取得に伴う役員改選の結果、一般社団法人格取得後も松井始会長を会長職に据えて、6月1日以降、新体制で協会運営を進めていく。
 設立総会には正会員及び賛助会員ら約20名が駆けつけ、総会が成立していることを確認。議案審議では22年度事業計画案(19期)など5議案を審議し、全会一致で了承。次いで法人設立に伴い臨時に設けられた現職理事らの辞任届が受理された。
 引き続き、一般社団法人として開かれた臨時総会では、理事・監事・会長の選出が行われ、新会長には松井始氏、副会長職には、鵜飼哲也氏、水嶌順二氏、小野寺務氏を選出(理事後述)。今回、役員の任期は24年3月31日まで。

一般社団法人設立式典
総勢100名が法人化祝う


 総会に続いて、中京区の京都ホテルオークラで開かれた設立記念式典には、京都府、京都市など行政関係者をはじめ、関連団体らの来賓に加え、会員ら約100名が駆けつけ、盛大に一般社団法人設立を祝った。
 式典の冒頭、松井会長が挨拶に登壇し、4月1日付で一般社団法人格を取得した報告をしたのち、「環境に直結する我々の仕事は公益性が高いものの、一般社団法人としてスタートした」とし、「まずは業界発展のため、そして衣食足りて礼節を知るがごとく公益性を高めていければと願う」と話した。
 続いて来賓の挨拶では、京都府建設交通部営繕課の井本真弘課長が「社団法人化で組織力が強化され、これからの活躍に期待する」とエールを送ると、京都市都市計画局公共建築部の景山良一設備担当部長は「環境モデル都市としてCO2排出量の軽減を進める中、設備の比重は大きい。これからも、尽力賜りたい」と述べた。
 次いで社団法人大阪建築設備設計事務所協会の有澤正男会長は「不景気でも環境志向が高まる中、仕事はあるが、価格破壊の横行が業界を逼迫させている。近畿ブロックとして協調していきたい」と述べると、社団法人京都府建築士会の衛藤照夫会長は「お互いにプロとして仕事をする延長線上に、府民・市民へ貢献していけることを共に模索していけたら」と連携を求めた。また社団法人設立に伴い、顧問に就任した中村三之助京都市議会議員は「協会発展に寄与すべく全力を尽くしたい」と述べた。
 祝宴では祇園甲部・桝梅による祝舞が披露され、乾杯に登壇した関西電力葛椏s支店お客さま室の森修チーフマネージャーが声高らかに「新たなスタートを祝して」と発声し、杯を掲げた。
 なお、新役員は次の通り(敬称略)。
▽会長=松井始(鰍ンやこ設備設計)
▽副会長=鵜飼哲也(近畿設備事務所)、水嶌順二(巨ン備設計ガイア)、小野寺務(OfficeOnodera)
▽理事=石塚重夫(泣Tン設備計画)、薗田謙一(薗田設備事務所)、横山順也(樺山建築設備事務所)、長江勤(長江電気設備事務所)、瀬野嘉之(ELECTRIC PLANNING SETO)、井上誠也(関西設計梶j
▽監事=西川幸伸(西川設備事務所)、相生哲男(相生設備事務所)