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建通新聞社四国
2010/04/27

【高知】93カ所に25億余 県の地すべり・急斜対策

 高知県土木部防災砂防課は、2010年度の通常砂防、地すべり対策、急傾斜地崩壊対策事業などの施工個所93カ所を明らかにした。各土木事務所ではできるだけ早期の発注を検討している。全体工事費は25億円余。そのうち、新規事業として通常砂防事業が11カ所、急傾斜地崩壊対策事業が6カ所の計17カ所に着手する。
 各土木事務所別の新規個所は、通常砂防事業が中央西土木事務所管内で川口谷川(いの町)、オカダニ川(仁淀川町)、谷山川(仁淀川町)。須崎土木事務所管内はサキ谷川(梼原町)、白井谷川(梼原町)、小谷川(津野町)、三間ノ川(津野町)。安芸土木事務所管内では三崎谷川(東洋町)と弘ヶ谷川(室戸市)。高知土木事務所管内が唐谷川(高知市)。幡多土木事務所管内でオロノカ谷川(土佐清水市)の11カ所。
 急傾斜地崩壊対策事業は、安芸土木事務所管内が中島上地区(東洋町)。中央東土木事務所管内で南境地区(土佐町)。中央西土木事務所管内が浅井東谷地区(土佐市)、立野地区(佐川町)。須崎土木事務所管内で上西の川地区(梼原町)。幡多土木事務所管内では中ノ浜地区(土佐清水市)の6カ所。