千葉県建設コンサルタント業協会(富田晃弘会長、会員32社)の「2010年度解散総会」と、一般社団法人千葉県建設コンサルタント業協会の「設立総会」が22日、千葉市内の京葉銀行文化プラザで開かれ、「一般社団法人千葉県建設コンサルタント業協会」の初代会長に、富田晃弘氏(和合建設コンサルタント椛纒\取締役)=写真=が就任した。
千葉県建設コンサルタント業協会は1980年1月に発足し、社会資本整備への寄与をはじめ、地域にふさわしい雇用の確保、地域財源の還流、日頃の建設コンサルタントの経験と土木技術を活かした大規模災害時の防災支援(県との防災協定)への取り組み、技術講習会を通じた技術者の育成など、地域社会への貢献とともに法人化の実現を目指してきた。
この日の「解散・設立総会」は、これまでの「永年の念願が実った」(同協会)ことから、活動をさらに充実させ、より多くの地域住民と行政関係者との連携を密にして公共福祉の充実に寄与するため、前者の協会を解散し、会員32社が一丸となり「一般社団法人千葉県建設コンサルタント業協会」を設立したもの。
同協会では今後の活動について、「これからは法律上の人格をもった組織として、地域密着型コンサルタントとして、定款にうたう『建設コンサルタント業の技術と地位の向上及びその業務の進捗改善を図り、もって業界の健全なる発展と公共の福祉の増進に寄与する』ことを目的とし、全会員が一致結束して協会の発展に努める」としている。
提供:日刊建設タイムズ