建通新聞社四国
2010/04/23
【香川】2分割で夏ごろ発注 本津川の久保橋架替え
香川県河川砂防課は、本津川改修の河道拡幅に伴い架け替えられる市道橋の久保橋(高松市)を下部工と上部工に分けて夏ごろ発注する。設計を7月30日までの期間でエイト日本技術開発に委託し進めており、完了後に発注準備に入る。
新橋梁は延長58b、幅員4b、橋台2基(逆T式橋台)、橋脚1基(壁式逆T式橋脚)。橋台の基礎は場所打杭で口径1200_、延長8b、3本。上部工は鋼製2径間連続鈑桁橋。
これは延長約30b、幅員3bの高松市管理橋を県が行う河川改修の河道拡幅に伴い架け替える。場所は高松市飯田町ほか。
本津川の改修事業は、高松市飯田町・鬼無町地区の約1200bを重点区間として、2008年度から5・6カ年程度での整備完了を目指しており、区間内には鋼構造物として永代橋、阿弥陀橋、久保橋の架け替え、西打井堰の再整備があり、永代橋と阿弥陀橋の2橋は09年度に発注済。
残る西打井堰については11年度以降の施工となるもよう。概要は鋼製起伏堰、径間26・7b、2径間、堰高2・9b、魚道が堰下流部斜路工高さ80a。小型水門がラック式開閉、スライドゲート1門。設計は香川設計センター(坂出市)が担当した。