静岡市は、「静岡マニフェスト2007」の100の政策のうち、10年度に推進する政策をまとめ、重点施策として日本平公園の整備やJR清水駅西口・東口の開発、集客交流都市づくりの推進などを掲げた。
マニフェスト政策は第2次静岡市総合計画にも位置づけており、政策推進期間の最終年度となる10年度も着実に実施するため今月9日、小嶋善吉市長と関係局長との間で政策合意書を取り交した。
10年度に推進する建設関連の主な政策は次の通り。
【災害対策・交通弱者対策
▽麻機多目的遊水地の整備(都市局、建設局)▽幼稚園・保育園・小中学校の耐震化(保健福祉子ども局、上下水道局)【環境】
▽上水道の清水区への送水(上下水道局)▽環境モニタリング体制の強化(環境局)
【歴史・文化振興】
▽青葉小学校跡地への歴史文化施設の建設構想づくり(生活文化局)▽地域図書館・蒲原市民センターなどの整備(生活文化局)▽大河内公民館・登呂博物館の改築(生活文化局)
【静岡都心開発】
▽市立美術館の開設(生活文化局)
【拠点開発】
▽日本平公園の整備(都市局)▽東静岡都心の整備(都市局)▽JR草薙駅・安倍川駅のバリアフリー化(都市局)▽三保羽衣土地区画整理事業の実施(都市局)
【清水都心開発】
▽JR清水駅西口・東口の開発(生活文化局、都市局)▽特定重要港湾清水港の機能強化(経済局、都市局)
【都市交通】
▽新東名と中部横断道のアクセス道路の整備(建設局)▽国・県・市道の整備推進(建設局)▽都市計画道路整備率の向上(都市局)▽市内移動時間の短縮(都市局)
【創造型産業づくり】
▽新産業の立地促進・創業支援(経済局)
【静岡ブランドづくり】
▽集客交流都市づくりの推進(経済局)
【行政サービス】
▽情報システムの最適化の推進(経営管理局)▽職員1人1台パソコンの更新(経営管理局)
建通新聞社 静岡支社