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建設経済新聞社
2010/04/13

【京都】東山区南部小中一貫校の基本計画 類設計室と契約 基本設計も一括で委託

 東山区南部に小中一貫校の新設を目指す「東山区南部小中一貫校整備事業」を進める京都市教育委員会はこのほど、新校舎の基本計画及び基本設計の委託先について、蒲゙設計室(大阪市淀川区・06−6305−2222)と4998万円(税込)で契約したことがわかった。
 同事業は、生徒数の減少などを懸念する地元自治連合会などが22年2月に一橋小学校敷地に小中一貫校を新設し、月輪中学校の校舎も併用する形で、26年度に開校するなどを盛込んだ要望書を市教委に提出した。これを受け、22年度より事業化に着手。基本計画及び基本設計に取り掛かる。
 業務名は「東山区南部小中一貫校整備事業に係る基本計画等策定業務」。プロポーザル方式で業者を選定。6社に指名通知し、このほど蒲゙設計室と契約。業務内容は月輪中学校の活用など小中一貫校新設に向けた基本計画に加え、一橋小学校に建設する新校舎の基本設計までを業務委託し、23年12月28日までを履行期間としている。
 基本計画の策定業務について、年内を目処としているため、一橋小学校の解体工事時期はじめ、全体のスケジュール及び総事業費等は基本計画が完了する23年初頭頃には明らかになってくる見込みで、その後1年をかけて基本設計に着手していく模様。
 なお、新校舎建設が予定されている一橋小学校の敷地は1万1903u(校舎敷地5287u、運動場敷地6616u)で、現行の校舎はRC造3階建、延4239u。