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建設経済新聞社
2010/03/29

【京都】京都堀川音楽高校新校舎竣工式 約300名が駆けつけ盛大に

集まった参加者ら
 京都市立京都堀川音楽高等学校(中京区)が完成したことを受けて、京都市教育委員会は26日、同校の音楽ホールで、竣工式典を開催。式では、京都市議はじめ、地元自治会など会場には関係者ら約300名が参集したほか、同校の卒業生で、指揮者の佐渡裕氏からのビデオメッセージが届けられるなど盛大に同校の竣工を祝いあった。
 冒頭、細見吉郎副市長が式辞に立ち、「歴史ある二条城の側から、世界を舞台として活躍する人が巣立っていくことを心から願う」と門川大作京都市長の挨拶を代読した。
 続いて高桑三男教育長が経過報告に登壇。同移転整備事業について「PFI手法を導入したことで、約4億4000万円の経費が節減できた」とし、「最高水準の音楽ホールやレッスン教室などを兼ね揃えた施設」と施設紹介をした。
 続く来賓者祝辞には、市会を代表し安孫子和子副議長が立ち、「歴史ある城巽の地が再び子どもの学び舎と再生することに至上の喜びを感じる。未来の担い手を育むため、市会一同、門川市長とともに邁進していく」と祝辞を述べた。
 次に来賓者及び主催者が紹介され、ビデオメッセージを披露。公務のため欠席となった門川大作京都市長が「京都が元気になる起爆剤となれば」と述べると続いて、佐渡裕氏が「設備を誇示するばかりでなく、うまく活用される学校運営を応援していきたい」とエールを送った。これらを受け、大江加津雄学校長が「人間力・学力・音楽力が磨かれる学校づくりに邁進していく」と謝辞に答えた。
 式後には、竣工記念コンサートとして、音楽高等学校卒業生によるコンサート及び城巽コーラスによる合唱が披露され、竣工をともに祝った。
 なお、同校の建設にはPFI手法がとられ、SPCの堀川アート梶i京都市中京区・構成メンバー=代表吉村建設工業梶、蒲゙設計室▽オリックス・ファシリティーズ梶、潟~ラノ工務店▽三菱UFJリース梶jが担当した。