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建通新聞社四国
2010/03/31

【高知】債務負担3億円を設定 落合トンネル建設

 高知県土木部は、国道439号地域活力基盤創造交付金事業の落合トンネル建設に向け、当初予算で2010年度から11年度の2カ年の債務負担行為3億円を設定した。発注は下半期になる見込み。
 落合トンネルは、国道439号落合拡幅事業の構造物で、3工区のうちの中央部分(落合地区)。拡幅事業全体では、大豊町川井から東土居までの延長3000b、幅員6メートル(10b)。
 トンネル概要は、延長119b、幅員9・75b(うち片側歩道幅員2b)。NATM工法。設計は応用地質が担当。
 また、国道439号地域活力基盤創造交付金事業として整備する橋梁(新大平橋)も計画しており、予算が付き次第順次発注していくもよう。
 概要は、橋長約111b、幅員10・25bの鋼多径間連続箱桁橋。橋台2基、橋脚は見直しを進め、コストを縮減する。橋梁は、逆T式橋台、張出式橋脚、深礎杭(橋台基礎工)、架設工、道路工、一般構造物(門型ラーメン・箱型函渠)など。場所は大豊町大滝(落合)。詳細設計は近代設計が担当。