建通新聞社四国
2010/03/23
【徳島】6月発注見込む 阿南工高ホッケー場人工芝
徳島県教育委員会体育健康課は、2010年度に阿南工業高校ホッケー場の人工芝張り替えを予定している。同市内にある中浦緑地ホッケー場とともに西日本有数の競技環境を整備し、地域の活性化に繋げる計画。発注時期は、学校側からの早期改修の要望を受け、6月ごろを見込んでおり、10年中の整備完了を目指している。
人工芝張り替えの施工対象面積は、6640平方b。下層から透水性舗装、クッション性のあるパッド層、人工芝の三層構造となっており、今回はパッド層と人工芝の層を改修する。同校の所在地は阿南市宝田町今市中新開。工期は半年程度をみている。
今回の改修は、学校施設の改修にとどまらず、全国大会の誘致や有力チームの合宿地とする社会体育設備としての整備を狙ったもの。ホッケー場は全国的に少ないが、同市には中浦緑地ホッケー場があり、両ホッケー場の整備による競技環境の整備を図っている。事業費は、10年度当初予算に阿南工業高校多目的球技施設整備事業として9500万円を計上している。