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建設経済新聞社
2010/03/19
【京都】21年度は半数で逆転現象発生 ＣＰＤの加算点追加も検討
21年度の試行状況では、２月末現在までに１６６件の総合評価入札を実施。平均落札率が81・０％になり、このうちほぼ半数の82件で逆転現象が発生したほか、工事成績の向上などが報告された。 また22年度の取り組みでは、ＣＰＤ（技術者継続教育）について加算点（１点以内）の追加を検討、年度後半目途に開始を予定するほか、対象工事は土木一式で１５００万円以上。舗装では１０００万円以上工事で技術的配慮が必要な工事（技術重視型のみ）を対象とした。試行件数目標は、21年度（目標１００件、２月末現在１６６件）を上回る件数を目標にあげた。合わせて価格競争の併用や建築工事の試行に向けての検討も進めて行くことになった。 このほか、問題点として示された「表彰業者への落札の偏り」は、当面落札状況を検証して必要があれば変更も検討。「事務手間の軽減検討」は、申請書にセルフチェック欄を設ける。「不履行時のペナルティ」については、技術提案、府内調達、下請項目とも、ほぼ履行されておりペナルティ強化は不要として、引き続き検証を続けていくことになった。 | |||||
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