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北海道建設新聞社
2010/03/18
【北海道】技術と経営の専門家集団が民間企業を総合支援
道内の技術士でつくる技術士リングネットの伊藤昌勝理事長と道中小企業診断士会の笹山喜市理事長は17日、毎日札幌会館で、双方が技術と経営の専門性を生かし、民間企業などを総合的に支援する「業務協力に関する協定書」に調印した。
地域の団体や企業が取り組む産業の活性化や農商工連携、技術の高度化、環境問題などを総合支援し、本道の経済発展や地域づくりに貢献する。
伊藤理事長と笹山理事長がそれぞれ調印した協定書を取り交わし、握手した。依頼主による相談や提案、企画する委託・主催事業、産業振興などに関し、互いの専門知識やノウハウ、人材活用を要請できる。
伊藤理事長は「ものづくりの面で経営相談に乗れたら、うまくいく事例がたくさんある」と期待を込め、笹山理事長は「ぜひ(技術士で)目利きをしてもらい、マーケティングは任せてほしい」と自信を見せた。
経営悪化が著しい建設業については「建設会社が減ると地域が守れなくなり、やがて衰退する」(伊藤理事長)と危ぐを強める中、「将来の選択や後継者の問題を含め、アドバイスしたい。明るい夢を提供したい」(笹山理事長)と抱負を語った。
技術士リングネットは、2009年10月にベテラン技術士が中心となり設立した。現在の会員は47人・社。公共事業と産業事業、教育研修事業の3部会を設置し、建設や農業、水産、機械などの専門技術士が組織的に活動している。
同ネットが中核となり、日本技術士会をはじめ公共団体、士業・大学、企業、市民などをネットワークし、単独では解決が難しい課題に挑む。外部との提携は、今回が初めての協定締結となる。
道中小企業診断士会は1996年の設立。会員の診断士214人で構成し、経営コンサルタント集団として活躍している。
地域の団体や企業が取り組む産業の活性化や農商工連携、技術の高度化、環境問題などを総合支援し、本道の経済発展や地域づくりに貢献する。
伊藤理事長と笹山理事長がそれぞれ調印した協定書を取り交わし、握手した。依頼主による相談や提案、企画する委託・主催事業、産業振興などに関し、互いの専門知識やノウハウ、人材活用を要請できる。
伊藤理事長は「ものづくりの面で経営相談に乗れたら、うまくいく事例がたくさんある」と期待を込め、笹山理事長は「ぜひ(技術士で)目利きをしてもらい、マーケティングは任せてほしい」と自信を見せた。
経営悪化が著しい建設業については「建設会社が減ると地域が守れなくなり、やがて衰退する」(伊藤理事長)と危ぐを強める中、「将来の選択や後継者の問題を含め、アドバイスしたい。明るい夢を提供したい」(笹山理事長)と抱負を語った。
技術士リングネットは、2009年10月にベテラン技術士が中心となり設立した。現在の会員は47人・社。公共事業と産業事業、教育研修事業の3部会を設置し、建設や農業、水産、機械などの専門技術士が組織的に活動している。
同ネットが中核となり、日本技術士会をはじめ公共団体、士業・大学、企業、市民などをネットワークし、単独では解決が難しい課題に挑む。外部との提携は、今回が初めての協定締結となる。
道中小企業診断士会は1996年の設立。会員の診断士214人で構成し、経営コンサルタント集団として活躍している。
