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建通新聞社四国
2010/03/05

【香川】2次拡張などに19億計上 県水道局・新年度の施設整備

 香川県水道局は、2010年度の水道施設整備として送水管布設などの第2次拡張事業に1億9900万円、浄水場の設備更新に11億74500万円、既存施設の修繕に3億0100万円、水管橋3橋の耐震補強に2億4000万円など約19億1000万円をかけて安定した給水体制の確立や水道施設の耐震化などを図る。主な事業では新志度本線の送水管布設や西部浄水場の電気設備更新、江藤橋水管橋(観音寺市)の耐震化など。
 10年度の事業内容は、第二次拡張関連では送水管布設が中部・綾川連絡線送水管布設の延長2000b(口径400_)。
 各浄水場の整備を行う建設改良事業では、中部浄水場で09年度から3カ年で計装設備更新に着手している事業に7億円、10年度と11年度で整備する西部浄水場電気設備更新の10年度事業費に2億8350万円、同じく10年度と11年度で整備する西部浄水系仁尾ポンプ場受配電設備更新の10年度事業費に9000万円、東部浄水場苛性ソーダ注入設備更新に6300万円、東部浄水系三木田中流量計室電気計装設備更新に3800万円。
 修繕関係では09年度から4カ年をかけて修繕している東部浄水場ろ過池修繕の10年度事業費に1億5500万円、西部浄水系三野本線送水管修繕に4700万円、綾川浄水場bTろ過池ろ床修繕に3600万円、綾川浄水場送水・洗浄ポンプ修繕に3300万円、東部浄水場ろ過池躯体耐震化に3000万円。
 また、10年度からは09年度から本格化した水管橋の耐震化対策として江藤橋(観音寺市)、川向橋(高松市)、落神橋(高松市)の3橋でライフライン機能強化等事業として耐震化を行う。
 江藤橋では09年度から下部工の耐震化に着手し、10年度には上部工の耐震化を行う。橋長は283b。整備内容は2本ある送水管のうち口径500_を取り替え、600_を補修する。ステンレス鋼管。場所は観音寺市本大町。設計は五星(三豊市)が担当した。
 川向橋は橋長15b、ステンレス鋼管口径800_。2月24日に詳細設計を香川設計センター(坂出市)に委託した。場所は高松市国分寺町新名。事業費は8000万円。
 落神橋は橋長23b、ステンレス鋼管口径500_。場所は高松市西植田町。事業費は3000万円。