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建設経済新聞社
2010/03/04

【京都】新三種の神器の1つ「太陽光発電」活用へ 京都電業協会が講習会

太陽光発電の活用を呼びかける佐伯会長
 社団法人京都電業協会(佐伯希彦会長)は3日、京都市右京区の京都府中小企業会館で、太陽光発電の活用についての講習会を開催した。
 冒頭挨拶に立った佐伯会長は「太陽光発電、LED、燃料電池がこれからの三種の神器。今日は太陽光発電設備の取り付け方などをしっかり勉強していただきたい」と出席者に呼びかけた。
 講習会では、三菱電機住環境システムズ鰍フ水本允太陽光発電事業推進室販売企画課グループマネージャーが講師となり、太陽光発電を取り巻く状況を概説。「世界の市場規模は、日本が230MW(メガワット)、欧州が4503MW、北米が342MW、アジアその他が485MW」「温室効果ガスの削減を2020年に1990年比で25%削減するという鳩山総理の国連演説などで今は追い風が吹いており、今後ものすごい需要が控えている」「余剰電力の買取り制度が始まった。既に設置済みでも買取りの対象になり、買取り初年度の価格で10年間買取りが行われる」「オール電化とセット販売でトータルコストが削減できる」などと語り、「設置前に申請し、設置番号をもらってから設置する必要がある」などと注意点も説明。出席者はメモを取るなど熱心に聴き入った。